趣味・ライフのクイズ一覧
全89問のクイズを収録
Q. コンピュータによって作り出された三次元空間を、専用のゴーグルなどを装着してあたかも現実のように体験できる技術を何というでしょう?
A. 仮想現実(VR)
(かそうげんじつ(VR))
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仮想現実(VR)とは、コンピュータグラフィックスや音響技術を用いて人工的に作り出された環境を、ユーザーがあたかも現実世界のように体験できる技術です。英語では「Virtual Reality」と呼ばれ、VRと略されます。専用のヘッドマウントディスプレイやコントローラーを装着することで、視覚・聴覚・触覚などを通じて没入感のある体験が可能になります。ゲームやエンターテインメント分野での利用が有名ですが、医療訓練、建築設計、教育、観光など幅広い分野で活用が進んでいます。近年はメタバースとの関連でも注目を集めています。
Q. 農作物の豊作を神に感謝し、翌年の五穀豊穣を祈願するために、収穫期に各地の神社で行われる伝統的な祭りを何というでしょうか?
A. 豊年祭
(ほうねんさい)
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豊年祭とは、農作物の豊作に感謝し、翌年の五穀豊穣を祈願する日本の伝統的な祭礼です。主に収穫期の秋に全国各地の神社で行われ、地域によって様々な形式があります。神楽や獅子舞、相撲などの奉納芸能が披露されることも多く、収穫した米や野菜を神前に供えて感謝の意を表します。特に農業が盛んな地域では盛大に執り行われ、地域住民が総出で参加する重要な年中行事となっています。沖縄では独特の豊年祭が各地で行われ、エイサーや棒術などの伝統芸能が披露されることで知られています。農耕儀礼としての側面だけでなく、地域コミュニティの絆を深める社会的な役割も担っている祭りです。
Q. 最大体長約16cmに達し、世界最大のヘラクレスオオカブトに次ぐ大きさを誇る、ローマ神話の海の神ネプトゥヌスの名前を冠した、南米アンデス山脈の高地に生息するカブトムシは何でしょう?
A. ネプチューンオオカブト
(ネプチューンオオカブト)
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ネプチューンオオカブト(Dynastes neptanus)は、南米のコロンビア、エクアドル、ペルーなどアンデス山脈の標高1500〜3000m付近の雲霧林に生息する大型のカブトムシです。最大体長は約16cmに達し、世界最大のヘラクレスオオカブト(最大18cm)に次ぐ大きさを誇ります。名前の由来はローマ神話の海神ネプトゥヌス(英語名ネプチューン)で、ギリシャ神話のポセイドンに相当します。ヘラクレスオオカブトと同じダイナステス属に分類され、黒色の上翅と長い二股の角が特徴的です。高地性の種であるため飼育温度管理が難しく、ヘラクレスオオカブトほど一般的ではありません。生息地が限定的で個体数も少ないため、近年は生息環境の変化による保全も課題となっています。学名の「neptanus」も同じくネプトゥヌスに由来しています。
Q. カヌーを漕ぐ際に使われる櫂のことを、一般に英語で何というでしょう?
A. パドル
(パドル)
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パドル(paddle)は、カヌーやカヤックを推進させるために使用する櫂で、一般的に片側または両側に水かき(ブレード)が付いています。よく混同されるオール(oar)との違いは、パドルは艇体に固定せず手で直接持って漕ぐのに対し、オールはボートに支点となる装置(オールロック)で固定して使用する点です。カヌー競技では片側にブレードがあるシングルブレードパドル、カヤック競技では両側にブレードがあるダブルブレードパドルが用いられます。パドルの語源は中世英語やラテン語の「小さなシャベル」を意味する言葉に由来するとされています。材質は伝統的に木製でしたが、現代ではカーボンファイバーやアルミニウムなど軽量で耐久性の高い素材が主流です。オリンピック種目としても採用されており、スプリントとスラロームの競技があります。
Q. 数独を世界に広めたことで知られるパズル専門出版社ニコリが2018年に発売し、66,666個の言葉を使用、縦横約1.8メートル、マス目数約23万という規模で「世界最大のクロスワードパズル」としてギネス世界記録に認定されたパズルの名前は何でしょう?
A. メガクロス
(メガクロス)
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メガクロスは、パズル専門出版社ニコリが2018年に発売した超大型クロスワードパズルで、66,666個の言葉を使用し「世界最大のクロスワードパズル」としてギネス世界記録に認定されました。サイズは縦横約1.8メートルの正方形で、マス目数は約23万マスに及びます。ニコリは「数独(ナンバープレース)」を世界に広めたことでも知られる日本のパズル出版社で、独自のパズル文化を築いてきました。メガクロスは単なる大きさだけでなく、質の高い問題作りにもこだわっており、完成までには膨大な時間と労力を要します。このような巨大パズルは愛好家にとって究極の挑戦であり、完成時の達成感は格別です。日本発のパズル文化が世界記録として認められた象徴的な作品といえます。
Q. 1993年に栃木県日光市に開園し、25分の1スケールという統一された縮尺で世界遺産を含む世界各国の有名建築物や遺跡を精巧に再現した、東武鉄道グループが運営するミニチュアパークは何でしょう?
A. 東武ワールドスクウェア
(とうぶワールドスクウェア)
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東武ワールドスクウェアは、1993年に栃木県日光市に開園した世界建築博物館をテーマとするテーマパークです。25分の1スケールという統一された縮尺で、世界遺産を含む世界各国の有名建築物や遺跡が精巧に再現されています。展示物には、エジプトのピラミッド、フランスのエッフェル塔、イタリアのコロッセオなど世界の名所から、日本の東京スカイツリー、金閣寺、東大寺などまで、合計100点以上のミニチュア建築が並びます。園内には約14万体もの小さな人形が配置され、細部までこだわった精密な作りが特徴です。東武鉄道グループが運営しており、鬼怒川温泉からも近く、日光観光の立ち寄りスポットとして人気を集めています。一日で世界一周旅行気分を味わえるユニークな施設として、国内外の観光客に親しまれています。
Q. 1990年にファミコンで第1作『暗黒竜と光の剣』が発売され、「死んだキャラクターは二度と生き返らない」という緊張感のあるシステムが特徴の、インテリジェントシステムズ開発による任天堂の戦略シミュレーションRPGシリーズで、2019年には『風花雪月』が発売されたものは何でしょう?
A. ファイアーエムブレム
(ファイアーエムブレム)
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『ファイアーエムブレム』は、1990年にファミコンで第1作『暗黒竜と光の剣』が発売された任天堂の戦略シミュレーションRPGシリーズです。インテリジェントシステムズが開発を担当し、マス目状のマップで敵味方が交互にユニットを動かして戦う戦術性の高いゲームシステムが特徴です。最大の特徴は「死んだキャラクターは二度と生き返らない」という緊張感のあるシステムで、プレイヤーに深い戦略性と愛着を生み出しています。2012年の『覚醒』で世界的な人気を獲得し、2019年発売の『風花雪月』はNintendo Switchで大ヒットを記録しました。キャラクター同士の支援会話システムや、重厚なストーリーも魅力で、30年以上続く任天堂の代表的RPGシリーズとして愛され続けています。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにも多数のキャラクターが参戦しています。
Q. 任天堂が1983年7月15日に発売し、『スーパーマリオブラザーズ』や『ドラゴンクエスト』などの名作を生み出し、世界で6,000万台以上を売り上げて日本に家庭用ゲーム機文化を定着させた、赤と白のツートンカラーが特徴的なゲーム機の正式名称は何でしょう?
A. ファミリーコンピュータ
(ファミリーコンピュータ)
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ファミリーコンピュータは任天堂が1983年7月15日に発売した家庭用ゲーム機です。「ファミコン」の愛称で親しまれ、世界で6,000万台以上を売り上げる大ヒット商品となりました。発売価格は14,800円と当時としては手頃で、赤と白のツートンカラーの本体デザインが特徴的でした。『スーパーマリオブラザーズ』『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』など数多くの名作ゲームが発売され、日本に家庭用ゲーム機の文化を定着させました。海外では「Nintendo Entertainment System(NES)」として販売され、1983年のアタリショック後に低迷していた世界的なゲーム市場の復活に大きく貢献しました。ファミリーコンピュータは1990年代まで現役で活躍し、日本のゲーム産業の基盤を築いた歴史的な製品として、今日でも高く評価されています。
Q. 薄く叩いた肉にパン粉をまぶして揚げ焼きにした、オーストリアやドイツの伝統的な肉料理を何というでしょうか? 特に仔牛肉を使ったウィーン風が有名です。
A. シュニッツェル
(シュニッツェル)
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シュニッツェルとは、薄く叩いた肉に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけて揚げ焼きにした、オーストリアやドイツを代表する肉料理です。特に仔牛肉を使った「ウィーナー・シュニッツェル(ウィーン風カツレツ)」が有名で、オーストリアの国民食として親しまれています。豚肉や鶏肉を使うこともあり、レモンを添えてさっぱりと食べるのが一般的です。日本のとんかつの原型ともいわれ、19世紀にヨーロッパから伝わったカツレツ文化が日本独自に発展したとされています。外側はサクサク、中は柔らかくジューシーな食感が特徴で、ポテトサラダやクランベリーソースを添えて供されることが多い料理です。