エンタメ・芸能のクイズ一覧
全108問のクイズを収録
Q. 日本において、音楽の著作権を管理し、楽曲の使用料を徴収・分配する代表的な団体を、アルファベット6文字で何というでしょう?
A. JASRAC
(ジャスラック)
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JASRACは「日本音楽著作権協会」の略称で、1939年に設立された日本最大の音楽著作権管理団体です。作詞家・作曲家などの著作権者から権利を預かり、音楽が放送、配信、演奏、カラオケなどで使用された際の使用料を徴収し、著作権者に分配する役割を担っています。テレビ局、ラジオ局、店舗、イベント主催者などから幅広く使用料を集めており、日本の音楽文化を支える一方で、その徴収方法や運営については賛否両論があります。管理楽曲数は膨大で、日本の音楽著作権管理において中心的な存在です。
Q. 川嶋あいが2006年にリリースし、「いつのまにか 時は流れ もう今日は卒業の日」という歌詞が印象的な、卒業シーズンの定番曲となった楽曲で、旅立ちや新たな一歩を踏み出す人々へのエールが込められた、合唱曲としても広く歌われているこの曲は何でしょう?
A. 「旅立ちの日に…」
(たびだちのひに)
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「旅立ちの日に…」は、シンガーソングライター・川嶋あいが2006年2月8日にリリースした楽曲です。卒業や新生活のスタートなど、人生の節目を迎える人々への応援歌として制作され、温かく力強いメッセージが込められています。川嶋あい自身の経験や想いが反映された歌詞は、別れの寂しさと未来への希望を同時に表現しており、多くの人々の心に響きました。この楽曲は学校の卒業式や合唱コンクールでも取り上げられるようになり、卒業シーズンの定番曲として定着しています。なお、同名の合唱曲「旅立ちの日に」(1991年、小嶋登作詞・坂本浩美作曲)とは別の楽曲ですが、どちらも旅立ちをテーマにした名曲として知られています。川嶋あいの透明感のある歌声と、希望に満ちたメロディーが特徴的で、現在でも多くの人に愛され続けている作品です。
Q. 「崖にぶら下がる人」を語源とし、物語が最も盛り上がる緊迫した場面で未解決のまま終わらせることで視聴者や読者を次回へと引きつける作劇手法で、TBSの番組『SASUKE』にも同名の障害物があるものは何でしょう?
A. クリフハンガー
(クリフハンガー)
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クリフハンガー(cliffhanger)は、物語が最も盛り上がる緊迫した場面で未解決のまま終わらせる作劇手法です。語源は「崖(cliff)にぶら下がる(hang)人」で、主人公が崖っぷちで危機に瀕している状態から来ています。この手法は19世紀後半の新聞連載小説で広く使われるようになり、読者を次回へと引きつける効果的な方法として確立しました。テレビドラマでは各話の終わりに使用され、視聴者の「続きが気になる」という心理を刺激します。TBSのスポーツエンターテインメント番組『SASUKE』では、挑戦者が崖状の壁に手だけでぶら下がり横移動する「クリフハンガー」という障害物があり、番組の名物セクションとなっています。この障害物名も、まさに文字通り崖にぶら下がる状況を体現したもので、作劇手法の語源を視覚的に表現しています。
Q. 数独を世界に広めたことで知られるパズル専門出版社ニコリが2018年に発売し、66,666個の言葉を使用、縦横約1.8メートル、マス目数約23万という規模で「世界最大のクロスワードパズル」としてギネス世界記録に認定されたパズルの名前は何でしょう?
A. メガクロス
(メガクロス)
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メガクロスは、パズル専門出版社ニコリが2018年に発売した超大型クロスワードパズルで、66,666個の言葉を使用し「世界最大のクロスワードパズル」としてギネス世界記録に認定されました。サイズは縦横約1.8メートルの正方形で、マス目数は約23万マスに及びます。ニコリは「数独(ナンバープレース)」を世界に広めたことでも知られる日本のパズル出版社で、独自のパズル文化を築いてきました。メガクロスは単なる大きさだけでなく、質の高い問題作りにもこだわっており、完成までには膨大な時間と労力を要します。このような巨大パズルは愛好家にとって究極の挑戦であり、完成時の達成感は格別です。日本発のパズル文化が世界記録として認められた象徴的な作品といえます。
Q. 1993年に栃木県日光市に開園し、25分の1スケールという統一された縮尺で世界遺産を含む世界各国の有名建築物や遺跡を精巧に再現した、東武鉄道グループが運営するミニチュアパークは何でしょう?
A. 東武ワールドスクウェア
(とうぶワールドスクウェア)
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東武ワールドスクウェアは、1993年に栃木県日光市に開園した世界建築博物館をテーマとするテーマパークです。25分の1スケールという統一された縮尺で、世界遺産を含む世界各国の有名建築物や遺跡が精巧に再現されています。展示物には、エジプトのピラミッド、フランスのエッフェル塔、イタリアのコロッセオなど世界の名所から、日本の東京スカイツリー、金閣寺、東大寺などまで、合計100点以上のミニチュア建築が並びます。園内には約14万体もの小さな人形が配置され、細部までこだわった精密な作りが特徴です。東武鉄道グループが運営しており、鬼怒川温泉からも近く、日光観光の立ち寄りスポットとして人気を集めています。一日で世界一周旅行気分を味わえるユニークな施設として、国内外の観光客に親しまれています。
Q. 1990年にファミコンで第1作『暗黒竜と光の剣』が発売され、「死んだキャラクターは二度と生き返らない」という緊張感のあるシステムが特徴の、インテリジェントシステムズ開発による任天堂の戦略シミュレーションRPGシリーズで、2019年には『風花雪月』が発売されたものは何でしょう?
A. ファイアーエムブレム
(ファイアーエムブレム)
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『ファイアーエムブレム』は、1990年にファミコンで第1作『暗黒竜と光の剣』が発売された任天堂の戦略シミュレーションRPGシリーズです。インテリジェントシステムズが開発を担当し、マス目状のマップで敵味方が交互にユニットを動かして戦う戦術性の高いゲームシステムが特徴です。最大の特徴は「死んだキャラクターは二度と生き返らない」という緊張感のあるシステムで、プレイヤーに深い戦略性と愛着を生み出しています。2012年の『覚醒』で世界的な人気を獲得し、2019年発売の『風花雪月』はNintendo Switchで大ヒットを記録しました。キャラクター同士の支援会話システムや、重厚なストーリーも魅力で、30年以上続く任天堂の代表的RPGシリーズとして愛され続けています。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにも多数のキャラクターが参戦しています。
Q. 任天堂が1983年7月15日に発売し、『スーパーマリオブラザーズ』や『ドラゴンクエスト』などの名作を生み出し、世界で6,000万台以上を売り上げて日本に家庭用ゲーム機文化を定着させた、赤と白のツートンカラーが特徴的なゲーム機の正式名称は何でしょう?
A. ファミリーコンピュータ
(ファミリーコンピュータ)
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ファミリーコンピュータは任天堂が1983年7月15日に発売した家庭用ゲーム機です。「ファミコン」の愛称で親しまれ、世界で6,000万台以上を売り上げる大ヒット商品となりました。発売価格は14,800円と当時としては手頃で、赤と白のツートンカラーの本体デザインが特徴的でした。『スーパーマリオブラザーズ』『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』など数多くの名作ゲームが発売され、日本に家庭用ゲーム機の文化を定着させました。海外では「Nintendo Entertainment System(NES)」として販売され、1983年のアタリショック後に低迷していた世界的なゲーム市場の復活に大きく貢献しました。ファミリーコンピュータは1990年代まで現役で活躍し、日本のゲーム産業の基盤を築いた歴史的な製品として、今日でも高く評価されています。
Q. 1966年から『週刊少年マガジン』で連載が開始され、主人公が父・一徹のスパルタ指導を受けながら巨人軍のエースを目指す物語で、「大リーグボール」などの必殺技が登場し、「スポ根もの」というジャンルの先駆けとなった、梶原一騎原作・川崎のぼる作画の野球漫画は何でしょう?
A. 『巨人の星』
(きょじんのほし)
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解説
『巨人の星』は1966年から1971年まで『週刊少年マガジン』で連載された野球漫画で、梶原一騎原作、川崎のぼる作画による作品です。主人公の星飛雄馬が父・一徹のスパルタ指導を受けながら読売巨人軍のエースを目指す物語で、「スポ根もの」というジャンルの先駆けとなりました。「大リーグボール」などの必殺技や、「ちゃぶ台返し」に象徴される厳しい特訓シーン、父子の絆を描いた内容が当時の読者に大きな衝撃を与えました。1968年から1971年にかけてアニメ化され、最高視聴率36.7%を記録する社会現象となりました。高度経済成長期の日本において、努力と根性で困難を乗り越える姿が共感を呼び、日本のスポーツ漫画の金字塔として現在も語り継がれています。「スポ根」という言葉自体もこの作品から広まったとされています。
『巨人の星』は1966年から1971年まで『週刊少年マガジン』で連載された野球漫画で、梶原一騎原作、川崎のぼる作画による作品です。主人公の星飛雄馬が父・一徹のスパルタ指導を受けながら読売巨人軍のエースを目指す物語で、「スポ根もの」というジャンルの先駆けとなりました。「大リーグボール」などの必殺技や、「ちゃぶ台返し」に象徴される厳しい特訓シーン、父子の絆を描いた内容が当時の読者に大きな衝撃を与えました。1968年から1971年にかけてアニメ化され、最高視聴率36.7%を記録する社会現象となりました。高度経済成長期の日本において、努力と根性で困難を乗り越える姿が共感を呼び、日本のスポーツ漫画の金字塔として現在も語り継がれています。「スポ根」という言葉自体もこの作品から広まったとされています。