「崖にぶら下がる人」を語源とし、物語が最も盛り上がる緊迫した場面で未解決のまま終わらせることで視聴者や読者を次回へと引きつける作劇手法で、TBSの番組『SASUKE』にも同名の障害物があるものは何でしょう?
クリフハンガー
読み: クリフハンガー
クリフハンガー(cliffhanger)は、物語が最も盛り上がる緊迫した場面で未解決のまま終わらせる作劇手法です。語源は「崖(cliff)にぶら下がる(hang)人」で、主人公が崖っぷちで危機に瀕している状態から来ています。この手法は19世紀後半の新聞連載小説で広く使われるようになり、読者を次回へと引きつける効果的な方法として確立しました。テレビドラマでは各話の終わりに使用され、視聴者の「続きが気になる」という心理を刺激します。TBSのスポーツエンターテインメント番組『SASUKE』では、挑戦者が崖状の壁に手だけでぶら下がり横移動する「クリフハンガー」という障害物があり、番組の名物セクションとなっています。この障害物名も、まさに文字通り崖にぶら下がる状況を体現したもので、作劇手法の語源を視覚的に表現しています。