料理のクイズ一覧
全45問のクイズを収録
Q. りんごを発酵させて造られる、フランス発祥の発泡性果実酒を何と呼ぶでしょう?
A. シードル
(シードル)
解説を見る
シードルはりんごを発酵させて造る発泡性のお酒で、フランス北西部のノルマンディー地方やブルターニュ地方が本場として知られています。アルコール度数は2〜8%程度と低めで、甘口から辛口まで様々なタイプがあります。日本でも青森県などりんごの産地で造られており、ワインよりも軽やかで飲みやすいことから人気が高まっています。英語ではサイダーと呼ばれます。
Q. 小規模な醸造所で造られる、個性的な味わいや香りが特徴の地域密着型のビールを何と呼ぶでしょう?
A. クラフトビール
(クラフトビール)
解説を見る
クラフトビールは小規模な醸造所で職人が手作業的に造る、個性豊かなビールのことです。大手メーカーの大量生産品とは異なり、地域の特色を活かした原料や独自の製法を用いることが多く、IPAやスタウトなど多様なスタイルがあります。1990年代の酒税法改正で小規模醸造が可能になり、日本でも地ビールブームを経て近年クラフトビール文化が定着しています。
Q. 中国福建省(ふっけんしょう)や台湾が主な産地で、茶葉を半発酵させて作る、脂肪の吸収を抑える効果があるとされ、「烏」の漢字が含まれる中国茶を何というでしょう?
A. ウーロン茶
(うーろんちゃ)
解説を見る
ウーロン茶は中国を代表する半発酵茶で、緑茶と紅茶の中間的な製法で作られます。福建省や台湾が主な産地で、独特の芳香と深い味わいが特徴です。日本では1980年代にペットボトル飲料として広まり、脂肪の吸収を抑える効果があるとされ健康飲料としても人気があります。
Q. 南アフリカ原産の植物から作られる、抗酸化作用が高く「不老長寿のお茶」とも呼ばれる赤褐色のお茶を何というでしょう?
A. ルイボスティー
(ルイボスティー)
解説を見る
ルイボスティーは南アフリカ原産のマメ科の植物の葉を発酵させて作るお茶で、鮮やかな赤褐色が特徴です。カフェインを含まず、ミネラルや抗酸化物質が豊富なため、健康茶として世界中で人気があります。ほのかな甘みとすっきりした味わいで、妊婦や子どもでも安心して飲める飲料として親しまれています。
Q. 南米原産のモチノキ科の植物の葉を乾燥させて作る、「飲むサラダ」とも呼ばれるお茶を何というでしょう?
A. マテ茶
(まてちゃ)
解説を見る
マテ茶は南米原産のモチノキ科の植物の葉や茎を乾燥させて作るお茶で、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイなどで広く飲まれています。ビタミンやミネラルが豊富で「飲むサラダ」と称され、健康飲料として世界的に注目されています。伝統的には専用の容器とストローを使って飲む独特の文化があります。
Q. 様々な料理が並べられたテーブルから、好きなものを自由に取って食べる食事形式を、フランス語由来の言葉で何というでしょう?
A. ビュッフェ
(ビュッフェ)
解説を見る
ビュッフェはフランス語由来の言葉で、立食形式や食べ放題形式の食事スタイルを指します。ホテルの朝食や結婚式の披露宴などでよく見られ、「バイキング」とも呼ばれますが、バイキングは日本独自の和製英語です。英語では「buffet」と書き、同様の意味で使われています。
Q. パイ生地とカスタードクリームを重ねたミルフィーユの一種「ナポレオン・パイ」に主に使われる果実は何でしょう?
A. イチゴ
(いちご)
解説を見る
ナポレオン・パイは、パイ生地とカスタードクリームを層状に重ね、イチゴを飾った洋菓子です。ミルフィーユの一種として知られています。
Q. フグの中で最も高級とされ、胸びれの近くに黒い斑点模様を持つフグは何でしょう?
A. トラフグ
(とらふぐ)
解説を見る
トラフグは、フグ科トラフグ属に分類される海水魚です。体長は70センチメートル程度まで成長し、日本近海や東シナ海に広く分布しています。食用として高い価値を持ち、養殖も盛んに行われています。
Q. 白米の上にハンバーグと目玉焼きを乗せ、グレービーソースをかけた、ハワイ発祥の料理は何でしょう?
A. ロコモコ
(ロコモコ)
解説を見る
ロコモコは1949年頃にハワイ島ヒロで誕生したとされるローカルフードです。名前の「ロコ」はハワイ語で「地元の人」を意味し、「モコ」は当時この料理を考案したレストランの常連客の少年のニックネームだったという説が有力です。誕生の背景には、地元の若者たちが安くてボリュームのある食事を求めていたことがあり、レストランのオーナーがハンバーグ、ご飯、目玉焼き、グレービーソースという手軽な材料を組み合わせて考案しました。基本形は白米、ハンバーグパティ、目玉焼き、ブラウングレービーソースですが、現在ではテリヤキソースやアボカド、マカロニサラダなどをトッピングしたバリエーションも人気です。日本では1990年代後半からハワイアンカフェブームとともに広まり、今では身近なハワイ料理として定着しています。
Q. 仕事や物事に慣れていない初心者のことを指す言葉であり、同時にその年に収穫されたばかりの稲の実を意味する、漢字2文字の言葉は何でしょう?
A. 新米
(しんまい)
解説を見る
「新米」は、文字通り「新しい米」を表す言葉で、秋に収穫されたその年の新しいお米を指します。日本では古くから、収穫したての新米は香りが良く、みずみずしい食感が特徴とされ、食卓で珍重されてきました。一方、比喩的な用法として「経験が浅く未熟な人」を指す意味も持ちます。これは、新米が「まだ古米のような熟成や安定感がない」というイメージから転じたものと考えられます。特に職業や役職に就いたばかりの人を「新米教師」「新米社員」などと表現します。興味深いのは、どちらの意味も「新しさ」「フレッシュさ」という共通の概念を持ちながら、食品としてはポジティブ、人に対してはやや謙遜やユーモアを含む表現として使い分けられている点です。この二重の意味を持つ言葉は、日本語の豊かな表現力を示す好例と言えるでしょう。
Q. 小麦粉をまぶした鴨や鶏肉を、麩や野菜と共にだし汁で煮る、石川県金沢市の郷土料理は何でしょう?
A. 治部煮
(じぶに)
解説を見る
治部煮は加賀料理を代表する郷土料理で、肉に小麦粉をまぶすことでとろみがつき、旨味を閉じ込めます。すだれ麩やしいたけ、せりなどと共に煮込み、わさびを添えて供されます。
Q. アーモンドなどのナッツやドライフルーツを砂糖でコーティングした、ヨーロッパで結婚式や出産祝いの引き出物として配られる伝統的な砂糖菓子を何というでしょう?
A. ドラジェ
(ドラジェ)
解説を見る
ドラジェは、アーモンドなどのナッツやドライフルーツの周りを砂糖やチョコレートでコーティングしたフランス発祥の砂糖菓子です。フランス語で「糖衣錠」を意味し、古代ローマ時代から薬を飲みやすくするために糖衣でコーティングする技術が起源とされています。
中世ヨーロッパでは、砂糖が貴重品だったため、ドラジェは富裕層の祝い事で振る舞われる高級菓子でした。特にフランスでは、結婚式や洗礼式、出産祝いなどで、幸福と繁栄の象徴として配られる伝統があります。結婚式では奇数個(通常5個)を小袋に入れて配るのが慣習です。
日本でも近年、結婚式のプチギフトとして人気が高まっています。カラフルな色付けがされたものも多く、見た目の美しさから「ボンボニエール」という専用の小箱に入れて贈られることもあります。現代では製薬業界でも「糖衣錠」をドラジェと呼ぶことがあり、この菓子がその原型となっています。
中世ヨーロッパでは、砂糖が貴重品だったため、ドラジェは富裕層の祝い事で振る舞われる高級菓子でした。特にフランスでは、結婚式や洗礼式、出産祝いなどで、幸福と繁栄の象徴として配られる伝統があります。結婚式では奇数個(通常5個)を小袋に入れて配るのが慣習です。
日本でも近年、結婚式のプチギフトとして人気が高まっています。カラフルな色付けがされたものも多く、見た目の美しさから「ボンボニエール」という専用の小箱に入れて贈られることもあります。現代では製薬業界でも「糖衣錠」をドラジェと呼ぶことがあり、この菓子がその原型となっています。
Q. 漢字で「銚釐」と書く、日本酒を温めるために用いられる筒形の容器を何というでしょう?
A. ちろり
(ちろり)
解説を見る
注ぎ口と持ち手が付いた筒状の酒器で、銅製やアルミ製のものが一般的です。湯煎で日本酒を温める際に使用され、熱伝導率の良い金属製であることから効率よく燗酒を作ることができます。
Q. 細長い銀色の体を持ち、漢字で「太刀魚」と書く魚は何でしょう?
A. タチウオ
(たちうお)
解説を見る
タチウオは全長1メートル以上にもなる細長い魚で、背びれは長く、尾びれはほとんどありません。体表は銀白色で光沢があり、この銀粉は模造真珠の材料として利用されたこともあります。
Q. 薄焼き卵を糸状に細く切ったもので、ちらし寿司などの彩りに用いられるものは何でしょう?
A. 錦糸卵
(きんしたまご)
解説を見る
錦糸卵は、溶き卵を薄く焼いて細く切ったものです。名前の「錦糸」は、美しい絹糸のように見えることに由来します。ちらし寿司、冷やし中華、そぼろ丼などの料理で彩りを添える食材として広く使われています。
Q. エンドウ豆の若い葉と茎の先端部分を摘み取った野菜で、中華料理でよく炒め物に使われる食材を、漢字2文字で何というでしょう?
A. 豆苗
(とうみょう)
解説を見る
豆苗は、エンドウ(豌豆)の若い茎葉を食用とする緑黄色野菜です。もともと中国料理の高級食材として珍重されてきましたが、日本では1995年に村上農園が工場栽培に成功し、通年で安価に入手できる身近な野菜となりました。豆苗はβカロテンやビタミンC、食物繊維を豊富に含み、栄養価が高いことで知られています。スーパーで購入した豆苗は、根元を水に浸けておけば再収穫(リボベジ)が可能で、1〜2回は再生栽培を楽しめます。中国では「豌豆尖(ワンドウジエン)」や「龍鬚菜(ロンシュウツァイ)」と呼ばれ、古くから春の野菜として親しまれてきました。炒め物やスープ、サラダなど幅広い料理に活用でき、シャキシャキとした食感と豆の風味が特徴です。
Q. 北海道札幌市の石屋製菓が製造する、ホワイトチョコレートを薄いラングドシャクッキーで挟んだ、北海道土産の代名詞とも言える洋菓子は何でしょう?
A. 白い恋人
(しろいこいびと)
解説を見る
白い恋人は、北海道札幌市の石屋製菓が1976年から製造・販売している洋菓子です。サクサクとした食感の薄焼きラングドシャクッキーで、まろやかなホワイトチョコレートを挟んだシンプルながら上品な味わいが特徴です。商品名は創業者が雪が降る様子を見て「白い恋人たちが降ってきた」とつぶやいたことに由来するとされています。北海道土産として圧倒的な知名度を誇り、札幌には製造工程を見学できる「白い恋人パーク」も併設されています。ホワイトチョコレート版のほかにブラックチョコレート版もあり、青と白を基調とした洗練されたパッケージデザインも人気の理由の一つです。
Q. 北海道帯広市の六花亭が製造する、ホワイトチョコレートとレーズン入りのバタークリームをビスケットで挟んだ、北海道を代表する洋菓子は何でしょう?
A. マルセイバターサンド
(マルセイバターサンド)
解説を見る
マルセイバターサンドは、北海道帯広市の老舗菓子メーカー六花亭が1977年から製造・販売している洋菓子です。北海道産のバターを使用したバタークリームにホワイトチョコレートとラム酒に漬け込んだレーズンを混ぜ、サクサクとしたビスケットで挟んだ贅沢な味わいが特徴です。「マルセイ」は、六花亭の前身である帯広千秋庵の商標で、明治時代に十勝開拓の功労者・依田勉三が率いた晩成社にちなんでいます。発売以来、北海道土産の定番として絶大な人気を誇り、全国的にも高い知名度を持つ銘菓です。濃厚ながらバランスの取れた味わいで、幅広い年齢層に愛されています。
Q. 山梨県の桔梗屋が製造する、きな粉をまぶした餅に黒蜜をかけて食べる、戦国武将・武田信玄にちなんだ名前を持つ銘菓は何でしょう?
A. 信玄餅
(しんげんもち)
解説を見る
信玄餅は、山梨県の老舗菓子メーカー桔梗屋が製造・販売している和菓子です。正式名称は「桔梗信玄餅」で、柔らかい求肥の餅にたっぷりのきな粉をまぶし、付属の黒蜜をかけて食べるシンプルながら奥深い味わいが特徴です。風呂敷に包まれた独特の包装も人気で、山梨を代表する銘菓として全国的に高い知名度を誇ります。商品名は甲斐の戦国武将・武田信玄に由来しており、戦場での携行食「陣中食」をイメージして作られたとされています。お土産としてだけでなく、信玄餅を使ったアイスやプリンなど派生商品も多数展開されており、幅広い世代に愛されています。
Q. 群馬県高崎市のガトーフェスタ ハラダが製造する、フランスパンを使用した薄焼きのラスクで、「王様のおやつ」という意味を持つ人気洋菓子は何でしょう?
A. グーテ・デ・ロワ
(グーテ・デ・ロワ)
解説を見る
グーテ・デ・ロワは、群馬県高崎市のガトーフェスタ ハラダが製造・販売しているラスクです。商品名はフランス語で「王様のおやつ」を意味し、厳選されたフランスパンを薄くスライスして、上質なバターと砂糖で丁寧に焼き上げた高級ラスクです。サクサクとした軽い食感と芳醇なバターの風味が特徴で、発売以来全国的な人気を博しています。シンプルながら洗練された味わいで、贈答品としても高い評価を得ており、群馬を代表する銘菓として広く知られています。個包装で保存性も高く、お茶請けやコーヒーのお供として幅広い層に愛されています。