解説
タイムズスクエアは、世界的に有名なニューヨークの繁華街で、その名称は1904年にこの地へ本社を移転した「ニューヨーク・タイムズ」紙に由来します。移転を機に、それまで「ロングエーカー・スクエア」と呼ばれていたこの地区が「タイムズスクエア」に改称されました。
新聞社の本社ビル(ワン・タイムズスクエア)は1904年に完成し、大晦日の「ボール・ドロップ」という年越しイベントが1907年から始まったことでも知られています。現在、ニューヨーク・タイムズ本社は8番街に移転していますが、地名は残り続けています。
巨大な電光掲示板やネオンサインで彩られたこの地区は、年間約5000万人が訪れる世界屈指の観光地となっており、「世界の交差点」とも称されます。ブロードウェイの劇場街も近接し、エンターテインメントの中心地として機能しています。