航海用語で船舶が安全に通行できる水路を意味する言葉が語源となっている、ゴルフコースにおいてティーイングエリアからグリーンまでの芝が短く美しく刈り込まれた、プレーヤーが最も使用することを想定された区域を何というでしょう?
フェアウェイ
読み: フェアウェイ
フェアウェイ(fairway)は、ゴルフ場のティーグラウンドとグリーンを結ぶ、芝が短く刈られた区域を指します。この言葉は航海用語の「fairway(航路、水路)」に由来し、船が安全に航行できる水路という意味から転じて、ゴルフでも「正規のルート」を表すようになりました。フェアウェイの芝の刈り高は通常10〜15mm程度で、ラフ(40〜50mm)よりも大幅に短く管理されています。ゴルフが現代的な形になった19世紀のスコットランドでは、羊の放牧によって自然に短く保たれた草地がフェアウェイとして使われていました。現代では、ベントグラスや高麗芝などの品種が気候に応じて選ばれ、プレーの質を左右する重要な要素となっています。フェアウェイキープ率はプロゴルファーの技術指標としても注目され、正確なショットの証となります。