解説
琵琶湖は、滋賀県に位置する日本最大の湖です。面積は約670平方キロメートルで、日本の湖沼の中で最も広い面積を持ちます。形が楽器の琵琶に似ていることからこの名が付けられました。約400万年前に形成された世界でも有数の古代湖で、固有種を含む多様な生物が生息しています。近畿地方の約1,400万人の生活用水や工業用水を供給する重要な水源であり、「近畿の水がめ」とも呼ばれています。湖岸には彦根城や比叡山延暦寺などの歴史的建造物も多く、観光地としても人気です。また、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚問題でも知られ、環境保全の取り組みが続けられています。