解説
インターチェンジは、高速道路と一般道路、または高速道路同士を接続する立体交差施設です。英語の「interchange」に由来し、「相互交換」を意味します。信号や踏切を設けずに車両がスムーズに乗り入れ・乗り出しできるよう、ランプウェイと呼ばれる接続路が曲線状に配置されています。代表的な形式には、クローバー型、トランペット型、ダイヤモンド型などがあり、交通量や地形に応じて使い分けられます。日本では略して「IC」と表記されることが多く、東名高速道路の「東京IC」や「名古屋IC」のように地名とセットで呼ばれます。インターチェンジの設置により、長距離移動の効率が大幅に向上し、物流や人の移動を支える重要なインフラとなっています。なお、高速道路同士が接続する場合は特に「ジャンクション(JCT)」と呼ばれることもあります。