青年期に「自分とは何者か」「自分はどう生きるべきか」という問いに対する答えが見出せず、自己の存在価値や役割について深刻な混乱や喪失感を抱く心理的危機状態を、心理学者エリクソンが提唱した何と呼ぶでしょう?
アイデンティティクライシス
読み: アイデンティティクライシス
アイデンティティクライシスとは、自分が何者であるかという自己同一性を見失い、心理的に混乱した状態を指します。心理学者エリク・H・エリクソンが提唱した概念で、特に青年期に起こりやすいとされています。進路選択や人間関係の変化などをきっかけに、自己の価値観や役割について深く悩む状態です。